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認知症の薬、治療薬の副作用対処法

認知症に困っている方は改善を期待して薬を飲んでいます。認知症の治療薬にはアリセプト、メマリー、レミニールなどがあります。効果もありますが反面副作用もあります。嘔吐や歩き方が悪くなったり、怒ったりする副作用があり、その対処法を解説するサイト。

認知症の薬の副作用 | レミニールで嘔吐、嘔気がでた時

認知症の治療薬には副作用がでることがあります。

その中でも消化器症状が最も多く出やすい副作用であり、かなりの人が経験します。

しかもレミニール®(ガランタミン)は認知症の進行を遅らせるアセチルコリンエステラーゼ阻害薬の中では最もその頻度が多いことがわかっています。

レミニールで嘔吐、嘔気の副作用がでた時の対処法について解説します。

レミニールで消化器症状がでる理由?

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レミニールはアリセプトと同様コリンエステラーゼ阻害薬といった種類の薬であり、脳内のアセチルコリンを増やす働きをします。

ただ全身のアセチルコリンの量も増やすため、過剰になると副作用がでることがあります。

特に消化器症状が副作用として出やすく、他のアリセプト、リバスタッチ、イクセロンパッチと同様です。

ただレミニールは他のコリンエステラーゼ阻害薬よりも嘔気、嘔吐などの消化器症状がでやすいとされており注意が必要です。

 

脳内では認知機能を改善させるアセチルコリンですが、体内では様々な神経伝達物質としても利用されており、消化管においても重要な働きをしております。

副交感神経系の神経伝達物資であり、消化管の平滑筋を収縮させ、腸の働きを亢進させる作用があります。

レミニールによって消化管のアセチルコリンが多量になると胃酸の分泌が促進され、消化管の蠕動が活発になります。

そのためあまりに過剰になると嘔吐、嘔気、下痢などの症状がでてしまいます。

胃腸障害としては5%以上で起こることが知られており、嘔気、悪心が14.9%、嘔吐が12.4%とかなりの頻度ででる可能性があります。

さらに腹痛、便秘、上腹部痛、胃不快感が1〜5%の割合で出ます。

その他の胃腸障害は1%未満と低いですが、胃炎、腹部膨満、消化不良、胃潰瘍、腸炎、萎縮性胃炎、腹部不快感、レッチングなどの副作用が報告されています。

レミニールはかなり消化器症状がでやすい薬であり、内服開始する時には注意が必要です。

レミニールで消化器症状がでた時の対処法

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先ほども説明したようにレミニールを内服すると嘔気、嘔吐の副作用がでやすいため十分注意が必要です。

嘔気、嘔吐が続くと気分も低下してしまい、活気までなくなってしまいます。そうなると認知機能自体も低下してしまい飲んでる意味が全くなくなってしまいます。

そのため食事がとれなくなったり、食欲が低下したり、嘔吐、嘔気がでた場合には速やかに中止しましょう。

もしくはかかりつけ医をすぐに受診して、症状を説明し、薬を減量もしくは中止してもらいましょう。

症状がでた時に薬を飲み続ける必要はありません。

また受診日まで待つ必要もありません。消化器症状が出た場合には命にも関わることもあり、早く受診しましょう。

 

またもともと食が細かったり、胃が弱い人、胃、大腸などの手術を受けた方などはレミニール内服でより症状がでることがあります。

薬のことを知っているのであればあらかじめかかりつけ医、もしくは専門医にその旨を伝え、対処法を考えてもらうことがいいでしょう。

また制吐剤、整腸剤、胃腸剤などを一緒に飲めば嘔気、嘔吐などの消化器症状はでにくくなるため、レミニール内服には処方してもらうのもいいでしょう。

あとレミニールが合わなかった時に新たな認知症の薬が処方されることがあります。ただレミニールは他のコリンエステラーゼ阻害薬よりも排泄に時間がかかるため日にちをあけてから内服することをお勧めします。

 

レミニールには他のコリンエステラーゼ阻害薬と比べると消化器症状が強くでやすい薬です。合えばあなたの認知機能を改善させてくれますが、副作用がでた時には注意が必要です。