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認知症の薬、治療薬の副作用対処法

認知症に困っている方は改善を期待して薬を飲んでいます。認知症の治療薬にはアリセプト、メマリー、レミニールなどがあります。効果もありますが反面副作用もあります。嘔吐や歩き方が悪くなったり、怒ったりする副作用があり、その対処法を解説するサイト。

認知症の薬の副作用 | メマリーでめまいやふらつきが出た時

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認知症の薬の中でメマリー®(メマンチン)があります。脳内のグルタミン酸濃度調整することで症状を緩和させる薬です。

ただこの薬にはめまい、ふらつきの副作用がでることが多く報告されています。

今回は認知症の薬の作用とめまい、ふらつきの副作用について解説し、めまいの時の対処法を考えます。

 

メマリーの副作用、「めまい」、「ふらつき」とは?

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 メマリーは他の薬とは違っており、脳内の過剰になったグルタミン酸の濃度を調整して症状を抑える薬です。

中等症から重症の患者に投与される薬であり、認知機能低下の進行をゆっくりしたり、徘徊、興奮などの周辺症状に効果があるとされています。

ただ副作用もあり、その中でめまいふらつきが最も多いとされています。

メマリー内服によるめまいの原因ははっきりしていませんが、グルタミン酸濃度の調整が何らかの原因の一つと考えられています。

めまい、ふらつきの頻度としては約5%の頻度と報告されています。まためまいとともに頭痛や傾眠などの精神症状も見られることがあります。

めまいの症状としてはふわふわするような浮動性めまいが多く、次いでぐるぐる回る回転性めまいが多いとされています。

 

もともと高齢者は三半規管の機能低下、自律神経の調節がうまくいかないためめまいを起こしやすい状態です。

そのためメマリー内服でさらに症状がひどくなることもあり、注意が必要です。

 

めまい自体は安静にて様子を見れば通常改善しますが、心配なのはめまいが起こってしまって転倒する可能性が高くなることです。

認知症は認知機能低下、注意力の低下があるため普通の人よりも転倒しやすい状態です。さらにそこでメマリーの副作用でめまいがでるとさらに転倒する危険性が上がってしまいます。

転倒するだけならいいのですが、その際に骨折したり、頭部に出血したりするとしばらくは病院へ入院したり、安静で動けなくなったりまします。

そうなると筋力低下が進みさらに動けなくなったり、認知機能がさらに低下してしまいます。

そうならないようにするためにもメマリーにはめまいやふらつきが起こる可能性があることを十分頭に入れておく必要があります。

副作用でめまいが出た時の対処法

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めまいの副作用は飲み始め、増量時に症状が出やすい薬です。そのため飲み始めた当初はめまいなどの副作用が出ないかしっかり経過をみましょう。

メマリーを飲み始めてめまい、ふらつきが出た時には、まずは転倒しないようにしましょう。立ち始め、歩き始めにめまいでふらつくことがあります。

歩行が心配な方は周囲のものを持ったり、杖、手すりを利用して動くようにしましょう。

また周囲の人もなるべく状況を確認してあげ、支えてあげたりして補助してあげるようにしましょう。

初期にめまいの副作用が出ても薬に慣れてくると消失する場合があり、転倒しないように注意しながら経過をみましょう。

ただメマリーを飲んでいてめまいの副作用が改善せず、続く場合もあります。その場合には必ずかかりつけ医に相談し、薬の減量もしくは中止してもらいましょう。

 

またあまりめまいが強いと嘔吐、嘔気などがでて食欲低下、食思不振になってしまいます。軽いめまいだけならいいのですが、食事摂取が減るようなことがある場合でも早めに中止したほうがいいでしょう。

急な中断で頻度は少ないものの悪性高熱なども報告されていますが、頻度はかなり低い副作用になります。

そのためかかりつけ医や病院にすぐに受診できない場合、めまいが続くときには自己もしくはご家族の判断で中止しても大きな問題はないでしょう。

ただしこれはあくまでも緊急の対処法であり、かかりつけ医に相談することをまずは第一に考えてください。

またもともとめまいがある人はメマリーが処方された場合には、あらかじめめまい止めを飲むことをおすめします。

さらに最近ではめまいを起こりにくくする体操もあるので取り組んでみることもいいでしょう。

最後にメマリーは腎機能が悪い人の場合、少量からでもめまい、ふらつきの症状がでやすいため注意が必要です。

 

認知症の薬メマリーにはめまいを起こす場合があるため十分注意をしながら内服することをお勧めします。