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認知症の薬、治療薬の副作用対処法

認知症に困っている方は改善を期待して薬を飲んでいます。認知症の治療薬にはアリセプト、メマリー、レミニールなどがあります。効果もありますが反面副作用もあります。嘔吐や歩き方が悪くなったり、怒ったりする副作用があり、その対処法を解説するサイト。

認知症の薬として使われるグラマリールの効果と副作用

認知症には症状に合わせて色々な薬が使用されます。

そんな中、認知症の周辺症状で興奮、怒りっぽくなったり、イライライしたり症状が出ることがあります。

この症状にグラマリール®(チアプリド)が使用されることがあります。

このグラマリールはどのような作用があり、どんな副作用がでるのか解説します。

グラマリールとはどんな薬?

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グラマリール®(チプリド)は1987年に発売された第一世代の抗精神病薬であり、ドグマチールなどの抗うつ薬などと同じ部類になります。

グラマリールは古くから使用されていた薬のため最近ではジェネリック薬品に変わっており、「チアプリド」として現在は使われています。

もともと抗精神病薬として販売されていましたが、現在は高齢者のせん妄、不穏、攻撃的な行動に対して使用されることが多くなっています。

ただし薬の使用適応としては、脳梗塞後遺症に伴う攻撃的行為、精神興奮、徘徊、せん妄の改善に使われることになっています。

 

このグラマリール®(チアプリド)抗精神病薬と同様でドパミンが結合する受容体と呼ばれる部位に作用して、効果を発揮します。

ドパミンはもともと増加すると精神症状をだす作用があり、幻覚、幻聴、妄想などの症状をだすことがわかっています。

 

グラマリール®(チアプリド)はドパミンの作用を抑えることで脳を鎮静させる効果をがあり、攻撃的行為、徘徊、せん妄などを改善させる効果があります。

またその他の抗精神病薬に比べると比較的鎮静作用が弱く、傾眠になったり、意識が朦朧となることが少なく、日常生活を変化させることないとされています。

そのため比較的多くの認知症の人、高齢者の症状に使われています。

 

このグラマリール®(チアプリド)ですが副作用は、他の抗精神病薬に比べると比較的少ないとされています。

ただし副作用は全くないわけでないため注意が必要です。

副作用としては、眠気(1.71%)、めまい、ふらつき(1.34%)、不眠(0.45%)、口渇(0.59%)、手の震えや振戦(0.42%)、パーキンソン症状(0.39%)、よだれを流す(0.35%)が多く報告されているものになります。

全体的に脳の活動を抑える薬になるため眠気、めまい、ふらつきが現れやすく、自動車などの運転には注意が必要です。

グラマリールですが、循環器系の副作用も多く報告されています。

不整脈、胸部不快感、頻脈、血圧低下などが5%未満で報告されており、心疾患を持っている人は注意が必要です。

副作用ではないのですが、吐き気を止める作用があり、他の薬の副作用や嘔吐が出るような症状に気がつきにくいため注意が必要です。

グラマリーで副作用がでた時の対処法

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グラマリール(チアプリド)は比較的よく処方される薬のようです。

他の抗精神病薬に比べるとかなり副作用が少なく、私たちにとっては飲みやすい薬のようです。

ただ頻度は少ないものの副作用はあるため注意が必要です。

飲みだしてからすぐに精神症状(眠気、ふらつき)などの症状がでた場合には、程度を見ながらきついようならすぐにかかりつけ医に相談しましょう。

眠気、ふらつきが軽いものであれば様子をみることも可能ですが、症状が強いと転倒する危険性が上がってしまいます。

そのため症状の強さなどを見ながらかかりつけ医に薬の用量を調整してもらいましょう。

またこの薬がでるときには認知症の人が興奮したり、攻撃的であったり、徘徊などがひどい場合に使われています。

そのため薬だけでなく、介護での対応方法も十分検討して、なるべく認知症の人が過ごしやすい環境にすれば症状自体は改善する可能性もあるのでトライしてみてください。

介護面で改善があれば薬自体の量が減るもしくは飲まなくて済むため副作用の可能性が減ります。

 

グラマリールで副作用がでた時にはかかりつけ医と相談しましょう。さらに家族での介護方法を見直すことも一つの方法です。