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認知症の薬、治療薬の副作用対処法

認知症に困っている方は改善を期待して薬を飲んでいます。認知症の治療薬にはアリセプト、メマリー、レミニールなどがあります。効果もありますが反面副作用もあります。嘔吐や歩き方が悪くなったり、怒ったりする副作用があり、その対処法を解説するサイト。

認知症の薬 メマリーで幻覚の副作用が出た場合には?

認知症の薬の副作用 認知症の薬の副作用-メマリー

認知症の薬には様々な副作用があります。

メマリー®(メマンチン)と呼ばれるアルツハイマー型認知症の中等症以上の人に使用される薬があります。

このメマリーですが、薬の飲み始めや増量時に服作用が多く出ると報告されています。 その中でも最近幻覚の服作用が報告されています。

今回はメマリーを飲んだ時に幻覚などの副作用が出た時の対処法について解説します。

メマリーの副作用で幻覚が出る?

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メマリーは認知症の薬の中で中核薬と呼ばれる種類に分類されます。

ただアリセプト、レミニール、リバスタッチ、イクセロンパッチなどと作用が違い、脳内の過剰になったグルタミン酸をコントロールすることで認知機能を改善させる作用があります。

基本的にはいきなり最初から使用される薬ではなく、アリセプトなどが投与された上で投与されます。

さらにアルツハイマー型認知症でも中等症から重症の患者さんに投与される薬であり、セカンドチョイスとして投与されています。

このメマリーですが、かなり多くの副作用が報告されています。

その中でもめまい、ふらつきが多く、飲み始めから薬を増やしていく過程で症状が出やすいとされています。

最近この薬を飲んで副作用として幻覚、妄想、幻視がでることが報告されています。

メマリーの副作用としては精神症状が出ることが知られており、幻覚、錯乱、せん妄などが起こることがわかっています。

ただし頻度的には不明とされており、非常に稀な副作用です。

ただし急激に幻覚、幻視を訴えて、錯乱状態となることがあるため内服し始めた時には十分注意する必要がります。

さらにそこから不安症状、不穏などが起こり一時的に認知症状が進行したような状態になることもあるので注意してください。

幻覚、幻視、妄想がなぜ起こるかははっきりわかっていませんが、メマリーがグルタミン酸を調整することでドーパミンなどの他の神経伝達物質の量に変化を与えてしまい症状が起こってしまうのではないかと考えられています。

ただメマリーはレビー小体型認知症などの幻視、幻覚といった症状が出ている場合に使用されることがあり、必ず幻覚、幻視が起こるわけではありません。

メマリーで幻覚が出た時の対処法

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メマリーを内服してから幻覚が出た時には、まずはいつから始まったのか、そしてどのような幻覚かをしっかり判断しましょう。

認知症の進行期やレビー小体型認知症などはその症状として幻覚、幻視、妄想が出る場合があります。

少しずつ症状があり、それが強くなった場合にはメマリーの副作用よりは病状の進行によって起こった可能性も十分考えられます。

症状が出た時期、どんな症状なのかをしっかり把握しましょう。

メマリーを始めたと同時に急速に幻覚、幻視が見えた場合には、薬の副作用の可能性が高いでしょう。

その場合にはかかりつけ医に相談してメマリーを減量してもらうか、中止してもらいましょう。

副作用が出ているのにお医者様が出してくれた薬だからといって飲み続ける必要はないでしょう。かかりつけ医を受診できない場合には自己もしくは家族の判断で中止することも必要でしょう。

 

幻視、幻覚、妄想といった症状が急速ではないものも内服し始めてから怒り出した場合にはメマリーの副作用によるものか病状によるものかはっきりしない場合もあると思います。

この場合はまずはその症状の程度によってどのように対応するか判断してください。

幻覚、幻視は見えるが本人もそこまで不安が強くなく安定している場合にはまずは経過を見てみましょう。

そして介護対応にて幻視、幻覚を否定するのではなく、一緒になって考えてあげるようにして不安にならないようにしてあげましょう。

幻視、幻覚がひどく、本人も辛く、家族も対応が困難な場合にはかかりつけ医にしっかり相談しましょう。

そしてメマリーを減量してもらいその他の薬に変更してもらうか、もしくは幻覚、幻視、妄想を抑えるような薬を処方してもらいましょう。

ただし薬を新たに増やす時には他の副作用のリスクを上げるため介護対応でどうにかならないか相談してください。

 

認知症の薬であるメマリーで幻覚、幻視、妄想などの副作用が出ることがあります。

十分注意しながら副作用が疑われた時には早めに何らかの対処法を取ってください。