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認知症の薬、治療薬の副作用対処法

認知症に困っている方は改善を期待して薬を飲んでいます。認知症の治療薬にはアリセプト、メマリー、レミニールなどがあります。効果もありますが反面副作用もあります。嘔吐や歩き方が悪くなったり、怒ったりする副作用があり、その対処法を解説するサイト。

認知症にシンメトレル?薬の効果と副作用とは

認知症の薬の副作用

認知症の周辺症状にシンメトレル®️(塩酸アマンタジン)という薬が使われることがあるのを知っていますか?

もしかしたらあなたの家族も処方されたことがあるのでは・・・。

もともとパーキンソン病の治療薬として使われている薬ですが、認知症の症状改善にも使われることがあります

自分自身が飲んでいる、もしくは家族が飲んでいるとどんな薬か知りたいですよね。

今回はシンメトレルが一体どんな薬なのか、さらに効果と副作用について解説します。

シンメトレルは一体どんな薬?

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シンメトレル®️(アマンタジン塩酸塩)は1975年に販売開始となった薬であり、かなり古くから使用されている薬の一つです。

シンメトレルはパーキンソン病の治療に使われている薬であり、脳内で減少したドーパミンの分泌を促進して、吸収を阻害することで脳内のドーパミンの量を増やして症状を改善させる作用があります

脳内の神経伝達物質であるドーパミンは楽しみや快楽に作用を及ぼす物質です。シンメトレルはドーパミンを増やす作用があり、ドーパミンが低下している人が服用することで活気がでたり、意欲が向上したり、自発性が上がったりする効果が認められています。

そのためパーキンソン病の治療だけでなく、脳梗塞後遺症後の意欲低下に対しても処方されることがあります。

またシンメトレルにはインフルエンザA型の増殖を抑える働きもあルことがのちにわかり、インフルエンザA型の治療薬としても処方される時もありました。

(最近では多くの抗インフルエンザ薬が発売されたためあまりインフルエンザの治療では使用されなくなりました。)

 

シンメトレルですが、認知症の方の場合には、周辺症状の改善の目的にて使用されることがあります。

特に周辺症状の中でも自発性が低下した時、意欲がなくなった時、活気がなくなった時にシンメトレルが処方されます。

またレビー小体型認知症や血管性認知症で歩行障害などのパーキンソン症状がでた場合にも処方されることがあります。

特にコウノメソッドとよばれる方法で治療を行なっているドクターはよく使う薬になります。

シンメトレルの効果と副作用は?

シンメトレルには、意欲を向上させたり、活気をだしたり、自発性を上げるなどの効果が期待できます。

ただし投与された全ての症例で効果がでる訳ではない点には注意が必要です。

シンメトレル(アマンタジン塩酸塩)の副作用

シンメトレルですが、認知症の中核薬や抗精神病薬などに比べると比較的副作用の頻度は少ない薬になります

ただ絶対副作用がないわけではないので気をつける必要があります。

飲み始めにはめまいやふらつき症状がでてしまい、転倒する危険性があるため注意が必要です。また薬の飲み始めには運転や高所での作業は控えるようにしましょう。

興奮作用がある薬のため興奮したり、不眠、幻覚などの副作用も頻度は少ないですが、報告されています。

特に認知症の方の場合活気がでるだけでなく、興奮、幻覚などが強くでることもあり、内服時には注意が必要です。

そのほか消化器症状(嘔気、食欲不振)、頭痛なども報告されており、また重大なアレルギーや皮膚への副作用が稀にでることもあります。

 

基本的に副作用が疑われた場合には、シンメトレル内服をすぐに中止するようにしてください。そしてかかりつけ医に相談して、薬の変更もしくは容量を減量してもらい調整してもらいましょう。

シンメトレル(アマンタジン塩酸塩)は認知症の周辺症状に対して使われる薬です。少なからず副作用があるため注意が必要です。