多くの家庭が介護で困っています。
私も祖母の介護をしていますが、正直大変。施設も考えているのですが・・・。
でもどうしても病院には連れて行きたくない。
テレビやネットでは今、薬が処方され、副作用で困っている人が多く報道されています。さらに病院に入院させられ、そのまま施設に入れらる。
そうなったらかわいそうと思いついつい躊躇しています。
私の介護体験を詳しく説明します。
私の祖母は認知症?それとも正常なの?
私の祖母は、認知症の可能性が高いです。
医療機関を受診した訳ではないので、認知症とは断言出来ません。
では、何故今回記事を書こうと思ったのか。それは、医療機関を受診したら、祖母は認知症と診断されてしまう可能性が高いと思うからです。
祖母の事を考えたら受診をした方が良いのだろうと思いますが、認めたくない気持ちの方が強いです。
テレビ番組で認知症の特集を観ただけでも心が痛むのに、自分の家族が認知症と診断をされたら…と思うと現実逃避をしてしまいます。
さらに病院受診して診断され、薬が処方されても副作用などの問題が多く起こるといいます。
さらにそのまま病院に入院させられたり、施設に入れられたりすると祖母がかわいそうと思ってしまい今だに病院には連れて行っていません。
私の家族は4人家族で、父・母・父方の祖母・私で、全員同居しています。親戚はいないので、何をするにも4人でです。
私は20代、祖母は80代です。以前まで祖母はしっかり自立していて、介護は全く必要ありませんでした。
はじめはほんの、些細な言動でした。
祖母が、同じ話を何回も繰り返すようになり、年を取ると何度も同じ話をするというのを聞いた事があったので、特に気にはしていませんでした。
その1~2年後、「今日は何曜日だっけ?」と質問をされ、「月曜日だよ」と私が言うと、「ありがとう」と言われたので、まぁ曜日が分からなくなる時くらいあるよなぁ…と軽く考えていました。
しかし、その翌日も曜日を尋ねられました。
その時は、「今日は日曜日だっけ?」と聞かれ、昨日月曜日だったのに今日が日曜日な訳ないじゃん。と、心の中で思いました。
祖母には「今日は火曜日だよ」と言いましたが、あまりにおかしな言動だったので、この辺りから、「もしかして祖母は認知症なのでは」と思い始めました。
少し前まで、祖母は自分で自転車に乗って買い物に行ってましたが、現在は腰が痛くて自転車に乗れなくなってしまい、母が祖母の食べ物を買いに行っています。
母は専業主婦なので自由が利きます。母がいてくれるので幸い困った事はありませんが、家に誰もいなかったら、一家心中をしていたかもしれません。
祖母の症状が進行、介護が大変に!
祖母が曜日を聞くようになってから約5年が経過しましたが、症状は進行しています。
つい最近の事ですが、3月担っているのに「明けましておめでとう、はいお年玉」と言われ、お金を渡されました。
「何言ってるの、もう3月だよ」なんて言えませんでした。
祖母の部屋のカレンダーを見たら、1月からめくっていませんでした。それでも、お正月と思ってしまうという事は正常ではありません。
更には遺影を指さし、「この人(祖母の祖父母)はもう亡くなっているの?」と聞かれ、それすらも分からなくなっている状態です。
なんども同じことを聞いたり、訳のわからないことばかり言って最近では家族も対応に非常に困っています。
だから現在祖母を施設に入れるか家族内で話し合いをしている最中です。
私を含め、母も自宅にいるので祖母の事を見れていますが、そろそろ限界です。介護保険を使ってケアマネジャーの手を借りるのも1つの案として考えています。
徘徊はありませんが、怒鳴る事が増えてきています。
例えば施設に入ったとして、祖母の怒鳴りで他の入所者の方に迷惑がかかってしまったら…等考えてしまいます。
ここまできたら誰が見ても認知症と分かるので、むしろ施設に入れない方がかわいそうなのかと、悩んでしまいます。
同居しているので毎日24時間会えますが、施設に入ればそうもいきません。
たとえ毎日会いに行ったとしても、気軽に会えないのは辛いです。
介護保険を使っての在宅介護なら今と変わりないので、そちらも視野に入れています。
正直いうと病院に連れて行き、認知症の症状を抑える薬を飲ませる方がいいように思えます。ただどうしても薬の副作用のことが気になり躊躇しています。
進行を緩やかに出来るのなら、飲ませてみたいのですが・・・・
ただ、祖母は自分で認知症と自覚はしていないと思うので、なかなか病院には連れて行きにくいのもあります。
元々祖母は病院嫌いなので、どう理由をつけて連れて行くか・・・。
いずれにせよ、祖母や私たち家族の事を考えたら、早めに行動をした方が良いと思うので、勇気を出してなんとか病院には連れて行こうと考えています。
この記事を読んだ方、皆さんにも好きな人がいるはずです。
好きな人が認知症になってしまった時、すんなりと受け入れられる人なんていないと思います。
でも好きな人の為に、勇気を持って行動をしましょう。私たち家族も行動してみようと思います。