認知症の薬、治療薬の副作用対処法

認知症に困っている方は改善を期待して薬を飲んでいます。認知症の治療薬にはアリセプト、メマリー、レミニールなどがあります。効果もありますが反面副作用もあります。嘔吐や歩き方が悪くなったり、怒ったりする副作用があり、その対処法を解説するサイト。

アルツハイマーなどの認知症の薬のやめどきとは?

アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症など様々な認知症があります。

その症状の進行を抑える薬としてアリセプトなどのコリンエステラーゼ阻害薬が現在治療に使われています。

これらの薬は一体いつまで飲んだらいいのでしょうか?

さらにやめどきは副作用が出たら、それとも時期によってやめるのでしょうか?

今回認知症の薬のやめ時について解説します。

認知症の薬のやめどきは?

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アルツハイマー型認知症が今日本で一番多い認知症であることをご存知でしょうか?

この認知症ですが、初期の段階では軽い物忘れで発症することが多い病気です。

そしてだんだんと物忘れの症状が進んでいくと生活面で困ることがたくさん出てきます。

さらにその物忘れなどから不安になったり、怒ったりと色々な症状が出て周囲を困らせます。

さらに進むと徘徊したり、食事も食べれなくなったり、服も選べなくなりどんどん介護の手がかかります。

さらに悪化して重症の時期を迎えると寝たきりで話をすることもできない状態になってしまいます。

この症状の進行を抑えるために飲んでいるのが認知症の薬です。

現在アリセプト、レミニール、リバスタッチ/イクセロンパッチ、メマリーと呼ばれる薬が使用され、飲んでいる人が多いと思います。

 

でも実際いつまで飲めばいいのか、やめどきがいつなのか疑問に思ったことはないですか?

 

でもこれって難しい問題ではないでしょうか?

 

薬を飲みだしてから副作用がでればその時には止める必要があります。

ただ薬が合っていれば認知症の薬を飲み続けた方がいいですし、症状を抑えることができるのなら飲み続けた方がいいでしょう。

 

ただ本人が何もわからない状態になった時も飲んでいた方がいいのでしょうか?

死ぬまで一生飲む?

それとも施設に入るまで?

それもと病院に入院するまで?

 

認知症の薬自体が治す薬ではなく、症状を抑えて進行をゆっくりするためのものです。

だからどこまで飲み続けるか、やめるのはその時の状態が最も関係しているのではないでしょうか?

私は祖母の認知症を経験しています。

もう大分周りのことも分からなくなっています。

でも孫の顔を見ると笑顔でしっかりと喜んでくれています。

この祖母はもう認知症の薬は飲んでいません。

 

最近思うのはこの状態で長生きしてくれれば、それでいいかもしれないと思っています。

 

認知症の薬をいつまで続けるか、やめ時に関してはその人と周囲の家族の関係、そして家族の考え方によって違うような気がします。

 

認知症の薬については副作用がでて困るようであれば中止した方がいいでしょう。

ただし副作用がないときには家族がどのようにしてその家族を見ていきたいかということが一番関係しているような気がします。

あなたは認知症の薬を飲んでいたらいつやめたらいいかわかりますか?