認知症はまだ治療法がなく、一旦発症してしまうとどんどん進行してしまう恐ろしい病気です。
現在日本を含めて新たな薬の開発が進められていますが、未だに新しい薬は完成していません。
だから認知症は予防するしかありません。
ただ最近ネットなどで認知症の予防薬なるものがあるとされていますが、本当に予防できる薬はあるのでしょう?
今回は認知症の予防薬について調べてみました。
認知症の予防薬とは?
認知症は今のところ治療薬がないため、現在のところは予防が大事。だから様々な予防方法がネットなどで紹介させていますが、その中で認知症を防ぐための予防薬というものがあると噂されています。
一体予防薬とはどんなものなでしょうか?
でももし本当に予防薬があるのなら試してみたいですよね。
あらゆる情報を集めて調べてみたのですが、残念なことにやはり認知症を予防できることが証明された薬は全くありませんでした。
予防薬なるものはまだ存在しないのです。
ただし一部でドノペジル(アリセプト)、レミニール(ガランタミン)、リバスタッチ(リバスチグミン)、メマリー(メマンチン)などの認知症の進行を抑える薬を予防薬と勘違いしているみたいです。
中核薬と呼ばれる4つの薬ですが、認知症になる前から始めても全く意味がありません。しかもドノペジル(アリセプト)などの薬は脳細胞のダメージを防ぐ効果はなく、飲んでいても病気の進行を止めることはできません。
せいぜい発症を遅らせる程度です。だから早く始めたからと行って薬では認知症を抑えることはできないんです。
しかも4つの薬には副作用もあります。
かなり多くの副作用が報告されています。認知症の進行を若干遅らせる程度の効果しかないため副作用を考えると予防的に飲むことはあまり推奨されていないんです。
認知症の予防を考えるのであれば
できれば将来の認知症を予防したいと考えるのであれば、副作用の可能性がある薬には頼らず、まずはできることから実践しましょう。
認知症を予防したいのなら、
・生活習慣病を予防する。
・有酸素運動を含めた運動をする。
・バランスの取れた食事をとる。
まずはこの3つのことから気をつけてみてください。
認知症を予防することができる魔法の薬はまだありません。
だからこそ自分自身で考えていろいろなことを実践することが大事です。これこそが本当の認知症を予防する方法かもしれません。