あなたは頑固な姑の介護に今苦しんでいませんか?
私たちは祖母の認知症を体験して家族はみんなぐったりしています。
本人の意思もあるので仕方はないのですが、私たちのケアをことごとく拒む祖母。
さらに昔気質の祖父。
一体これから私たち家族はどうしたらいいのかがわかりません。
私たち家族が直面している祖母の介護での悩みはこちらです。
ケアを拒む祖母が非常に大変!
祖母が認知症になり、家族で自宅介護を行なっていました。
当時大学生だったひとり娘のわたしも、多忙な父のかわりに母の手伝いをしていました。
二世帯住宅で、わたし達家族と祖父母が別フロアで生活をしていました。
認知症かな?と気づき初めた頃は、物忘れが多いくらいかなと思っていました。
ご飯の時間を忘れたり、ついさっきしたことを何度も聞くようになり、だんだん怒りっぽくなっていき、話の辻褄が合わないことが増えてきました。
特に困った事は怒りっぽくなり、家族に八つ当たりすることが増え、猜疑心が強くなり家族を疑って誰かれ構わず難癖をつけるようになってきたことでした。
物忘れも無視できないレベルだったので、病院に行こうと何度も促すのですが、その度に「人を病人扱いするのか!」と激怒し、病院へ行くのを嫌がります。
認知症の介護でまず最初に困るのは、本人に自覚がなくそもそも病院に診察に連れていけないということがあると思います。
やっと連れて行けたと思っても、本人が病院通いをしぶります。
どこも悪くないのに薬も飲みたくない、こんな風にしてわたしをどうするつもりだ、お前たちは悪魔だと、本人のためにしていることなのに、散々非難されて精神的にも追い詰められます。
攻撃的になり、忘れっぽいのに猜疑心がとても強くなっているので、わたしの財布がない、お前たちが盗んだのかと疑われる毎日でした。
昔の優しかった祖母を知っているので、変わってしまった祖母を見るのがとても辛かったです。
昔は性格も穏やかで、怒っているところなど見たことがなく、いつもニコニコとして明るい優しい人でした。
多趣味で外出も多い人でしたが、できないことが増えてきてからは外出も少なくなり、篭りがちになり、性格もどんどん変わっていきました。
そんな中でも普通の時間もあるので、そういう時は楽しく過ごすことができ、病気ではないのではないかと思ってしまいます。
本人の昔と今、普通の時間と病気の時間のギャップがあるのが、とても辛いことなのではないかと思います。
自宅介護は無理!施設に入れることを考えたのに
施設に入れることも検討しましたが、そこで困るのは祖父の存在でした。
介護はもっぱら母が行なっていましたが、夜中に徘徊しようとしたり目が離せなくなった頃もありました。
さすがに母も疲れて「施設に入れよう」と一度は言ったのですが、祖母を家から出そうとするなんて許せないと祖父が激怒しまって前に進まない状態。
昔からの考え方の人なので、親の介護は嫁がするものと言ってきかず、介護の大変さを理解してくれませんでした。
祖父自身も自分の身体が動かなくなった時に施設に入れられるのは嫌だという気持ちがあったのかもしれません。
しかし、家族がひとりでも介護の方針に反対するというのは介護をするにあたって致命的ではないかと思います。
本人と家族の理解が得られないと、介護者は追い詰められていくばかりだと思います。市の職員の方が説得してくれるとか、地域ぐるみで認知症の介護に対する考え方を高齢者に知らせてくれることが、今後必要になってくるのではないかと思います。
自宅介護だったので、夜の徘徊もとても困りました。
本人は自覚がないので朝も昼もなく、家族が寝ている時間でもふらっと散歩に出る感覚でいなくなろうとします。
だから常に誰かが意識して門扉の開く音がしないか神経を尖らせていないといけませんでした。
昼も夜もゆっくり寝れず、本人のためになること(薬を飲ませたり病院へ連れて行ったり)をさせようとしても逆に罵倒され、その毎日がいつまで続くのかわからないという現状が家族を精神的に疲れさせていきました。
家族が一丸となって介護にあたり、負担を減らすために施設などのサービスも利用したいのに、祖父がひとり反対するため十分に活用できず、追い詰められていったように感じます。
この時ほど周りの配慮、家族と本人の同意が必要なんだと思いました。
今も自宅での介護を続けています。
でもさすがに母を含めてみんなが共倒れになりそうな状況をなんとか改善させる必要があります。
今私たちはこれからどうするのかを話し合っています。
若い頃から将来どうするかを十分話し合っておく必要があるのではないでしょうか?