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認知症の薬、治療薬の副作用対処法

認知症に困っている方は改善を期待して薬を飲んでいます。認知症の治療薬にはアリセプト、メマリー、レミニールなどがあります。効果もありますが反面副作用もあります。嘔吐や歩き方が悪くなったり、怒ったりする副作用があり、その対処法を解説するサイト。

認知症の薬 アリセプトとは?

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認知症の薬の副作用を知る前に、認知症の薬自体について十分理解する必要があります。今回は中核薬であるアリセプト®(ドノペジル)について解説します

アリセプトとは?

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1900年代に発見されたアルツハイマー病。認知症として発見され、色々な研究、調査が行われました。

そして1970年代にアルツハイマーになるとアセチルコリンが減少することがわかり、世界中で治療薬の研究が行われました。

そして世界初の薬として、日本の会社エーザイの杉本 八郎氏によって発見、合成されました。それがアリセプトです。

今から17年前の1999年に日本でも認可され、使用されるようになった薬です。

アリセプトが商品名であり、ドノペジルが成分名になります。

軽症から重症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症の患者さんに使用される薬となっています。

アリセプトの作用とは?

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アリセプトの作用としては、脳内のアセチルコリンを分解する酵素を阻害することでアセチルコリンの濃度を上昇させます。 一般的にはこのようの作用の薬をアセチルコリンエステラーゼ阻害薬と呼んでおり、現在日本ではアリセプトを含めて3種類ほど使われています。 アセチルコリンは記憶の回路で重要な働きをすることが分かっており、脳内アセチルコリンを上昇させることで記憶の障害、判断力の障害などの進行を遅らせる効果をみせます。 また脳内の記憶の中には海馬と呼ばれる部位があり、アルツハイマーになるとこの部位が萎縮してきます。アリセプトにはその萎縮を抑制する効果も期待できるると報告されています。 世界で初めてのアルツハイマー抑制薬のアリセプトですが、病気を治癒させる薬ではなく、あくまでも認知症の症状を抑制する目的の薬です。 現在のところはアリセプト以外の薬にも治癒させる力はなく、新しい新薬を待つのみです。

アリセプトは色々な病気に使われている

アリセプトですが、先ほども少し触れたようにアルツハイマー型認知症の初期から重症期のどの時期でも投与される薬です。

またアルツハイマーの前駆時期とされる軽度認知障害(MCI)の時期からも使われることもあります。

また最近よく話題に上るレビー小体型認知症の患者にも2014年から治療薬として認可を受けており、認知症の治療として幅広く使用されています

記憶や判断能力の障害の進行を遅らる目的がメインですが、周辺症状に対しても効果があり、現在投与されています。

周辺症状の場合には、抑うつ、活動性の低下、幻視などの症状に効果がでやすいとされています。

アリセプトの薬の形と使用方法

アリセプトには錠剤、口腔内崩壊錠、ゼリー、シロップ剤の種類があります。

アリセプトは初期通常容量が3mgとなっており、最初の2週間は3mg内服で継続します。そして特に問題なければ増量され、5mg、そして最終的には10mgまで増量されます。

1日1回の服薬であり、飲みやすい薬です。

最近ではジェネリックの薬剤もでており、アリセプトではなく、メーカーが変わりドノペジルになっていますが効果は同じです。

アリセプトの副作用

アリセプトも薬のため副作用が出現することがあります。

一般的には少量から始める薬ですが、量が増えていくにつれて副作用が出てくることがあるため注意が必要です。

症状的には消化器症状の頻度が高く、嘔気、嘔吐、下痢、便秘などの症状がみられることがあります。

その他の症状としては徐脈、不整脈などの心疾患、イライラ、易怒などの精神症状、歩行障害などのパーキンソン様症状などが起こる可能性があります。

 

アリセプト(ドノペジル)の効能、効果を十分知った上で、効果よりも副作用が強く出るようならかかりつけ医に相談して中止してもらいましょう。